シート防水は、主に塩化ビニールシートを使った防水工法です。
メンテナンスの必要がなく、耐久・耐候性に優れ、下地の亀裂にも強いコストパフォーマンスの高い工事です。
施工には、厚さ1.2~2.5mm程度の、シート状に加工した合成ゴムやプラスチックのシートが用いられます。
FRP(ガラス繊維強化プラスチック)を利用して、頑丈な防水層をつくります。
プールや浴槽などに多く使われ、高硬度なので、人の出入りが激しくよく歩行されるベランダ等におすすめです。
防水層自体が軽くて、さらに様々な形状(複雑な施工箇所)に施工でき、仕上げ色も豊富ですが、FRP防水最大の長所はその『丈夫さ』にあります。
液体状のウレタン樹脂を塗り付けて固め、ゴム状の防水層をつくります。
液状という特性を活かし、狭い場所や、設備基礎の回りなどに施工がしやすいという特長があります。
形状が複雑でも簡単で安価に施工できるため、様々な場所で用いられている工法です。
FRP防水に比べて皮膜が柔らかいため、定期的にトップコートを施工する必要があります。
シーリングとは、サイディングやALCといった外壁材に見られる、ボード同士のつなぎ目を埋める目地材のこと。
窓などのサッシまわりにも使われており、ゴムの特性を活かして、隙間から外壁内に水が浸入するのを防いでいます。
目立たない部分ですが、劣化してしまうと雨漏りを引き起こすこともある、大変重要なパート。
10年に一度を目安にシーリング工事を行い、防水を万全な状態にしておきましょう。
外壁にひび割れや剥落を発見したら、すぐに外壁補修をご依頼ください!
ほんのわずかな隙間からでも、水は容赦なく建物に入り込みます。
雨漏りや腐食、湿った木が大好きな白アリによる被害……。
大切なお住まいを守るためにも、外壁のメンテナンスは欠かせません。
当社にご依頼いただければ、外壁の状態を正しく見極め、適材適所の施工をご提供いたします。